子供に感情的に怒鳴ってしまうのは悪いことだと頭ではわかっていても、つい冷静さを失って苛立ってしまって、大声で怒鳴ってしまときってありますよね。
怒鳴ってしまうことは良くないけど、ママだって人間だからそういう時もあります。
しかし大事なのはその後の行動です。
怒りのコントロールの方法や怒鳴ってしまった後のフォローの仕方について紹介します。
目次
怒りをコントロールするためには・・・
その場を離れて距離を置く
後で自己嫌悪に陥るくらいなら最初から怒鳴りたくない、でも怒りを抑えられない・・・。
そんな時は子供といったん距離を置きましょう。
そのまま一緒にいてもお互い良いことがありません。
ひどい言葉で子供を傷つけたりするくらいなら、ママだけでもトイレや別室に避難し気持ちを落ち着かせましょう。
子供と数分でも離れることで冷静な感情が戻ってきて、そんなことで怒鳴る必要もなかったなと思えるので怒りの感情をコントロールすることが出来ますよ。
思いっきり笑わせる
自分の怒りやイライラがふつふつと湧き上がってきたとき、頂点に達する前に子供を笑わせます。
『片付けしないなら続けるぞ~』
『やめてほしいなら今すぐ片付ける?』
言いながらコチョコチョをしたり、カンチョーをすると子供は笑います。
ママも怒りがどこかに飛んでいきます。
お互い笑っているのでママも大きな声を出しても罪悪感はありません。
頂点に達する前にがポイントです。
おすすめですよ。
怒鳴ってしまったら子供へのフォローも忘れないで!
それでも怒鳴ってしまったら、ママの気持ちが落ち着いた頃怒鳴ってしまったことをフォローする必要があります。
ママが感情任せに怒鳴った時、子供に伝わるのは大きい声やママの恐い顔に対しての恐怖感と、ママに嫌われてしまったのではないかという想いです。
これらの感情をクリアにしてあげるためにもママ自身でしっかりフォローしてあげましょう。
1、「ママはあなたが大好きよ」と伝える
この言葉は一番最初に伝えてあげて下さい。
ギューッとしてあげるだけでも大丈夫。
子供はママに嫌われたのかもしれないと不安に感じているので、真っ先にこの気持ちを払拭してあげて下さい。
その為にも「ママはあなたのことが大好きなのよ」と伝えてあげることで子供は安心してママの話に耳を傾けてくれます。
2、「怒鳴ってしまってごめんなさい」と謝る
感情任せで怒鳴ることは本当はいけないことだと思います。
しかし怒鳴ってしまったらその行為をきちんと認めて、「ごめんね」と子供に謝罪して下さい。
意外と子供の方がケロッとしていて気にしていないように見えても、「ママが謝ってくれない」と思っている子供もいるのできちんとごめんねを言いましょうね。
3、怒鳴ってしまった理由は一番最後に言う
怒鳴ってしまった理由は最後に言いましょう。
「疲れていて少しイライラしていたみたい」
「○○○だったからママは怒ってしまったのよ」
「ママはあなたにわかってもらえなくて悲しくて、ついきつい言い方をしてしまったの」
など怒鳴ってしまった理由は様々ですが、シンプルに短い文章で伝えることが大事です。
実はこの順番がとても大事で、もし順番がズレてしまうと子供は不安を抱えたまま更にママの想いも受け取らなければいけないので話の内容はほとんど伝わりません。
まずは不安をクリアにしてあげてからママの想いを伝えましょう。
怒鳴る行為はママからのSOS!?
子供のイヤイヤ期や2人目以降の妊娠中のママ、お仕事と育児を両立しているママや、パパと喧嘩してしまっていつもなら流せることも流せないなど心に余裕がなくなるとイライラしてしまう場面が増えます。
そんな時怒鳴ってしまうのはママからのSOSのサインです。
怒鳴りたくなってしまった時は一度自分の心を見つめ直してみて下さい。
怒鳴ってしまうくらい悲鳴をあげているのであれば、自分の心にもしっかり耳を傾け心と会話をしましょう。
自分で解決出来ない時は同じ環境で育児しているママ友や、パパに相談にのってもらうことも大切です。
周りの方もママから出ているSOSを見逃さず、ママに寄り添ってあげることが怒鳴らない育児に紐づいていくのではないかなと思います。