赤ちゃんと飛行機に乗るとき、心配なのは「耳抜き」ですよね。
子供が耳が痛くて泣いてしまうとかわいそうです。
赤ちゃんの耳抜きの仕方やタイミングはいたって簡単ですよ。
ご紹介していきますね。
赤ちゃんの飛行機での耳抜きの仕方
耳抜きは唾をごっくんと飲みこむことが必要です。
唾を自然にごっくんとできるのは、
・ミルク、麦茶、ジュースを飲む
・おしゃぶりをくわえる
・お菓子を食べる
・少し大きい子供なら棒付きの飴をなめる
この4つの動作は自然に唾を飲み込めるので、赤ちゃんや小さな子供でも耳抜きすることが出来ます。
なかでも一番いいのが母乳かミルクでの授乳です。
さすがに飛行機での母乳は気が引けてしまいますので、ミルクの方がいいですね。
気圧が変化していく時に耳詰まりが起きやすいので、適度な時間を要する授乳がオススメです。
ジュースが飲める子供なら、お気に入りのパックジュースを用意してあげるといいですね。
また食べ物を飲み込めるくらいの月齢の子なら、お菓子でも耳抜きができますよ。
離着陸時は席の前のテーブルを使えないので、赤ちゃんに簡単にあげることの出来る、
・赤ちゃん用おせんべい
・個包装のお菓子
・小さく握ったおにぎり
などを用意しておくといいですよ。
赤ちゃんの飛行機での耳抜きのタイミングはいつがいい?
では耳抜きのタイミングはいつがいいのでしょうか?
肝心なのは離着陸時!
耳がキーンとなるのは離陸の時と着陸の時です。
離陸時
まず離陸の時は飛行機が動き始めてからでOKです。
または滑走路に入った時に一旦停止して、「当機はまもなく離陸します」と放送があるのでその放送を聞いてからあげてもいいと思います。
母乳や麦茶なら良いのですが、ミルクの場合はあらかじめ直前に空港で作っておくといいですね。
機内でもCAの方が作ってくれたりしますが、離陸時はとくに忙しいため事前に準備しておいた方が安心です。
着陸時
着陸の時は到着予定時刻の20~30分前くらいにあげるのがベストです。
ただ時間ぴったりに着くとは限らないので、機内放送を聞いて考慮したり、CAさんにあと何分くらいで到着するのか聞いてみてもいいと思いますよ。
搭乗の際、CAさんに着陸の時に授乳をしたいから着陸のタイミングになったら教えてほしいと頼めば、CAさんが来てくれるので上手にCAさんを頼ることも大事です。
授乳の時にミルクをあげるなら、スティックタイプのものをオススメします。
機内ではお湯がもらえるので、手間なくミルクが作ることが出来るからです。
もし離着陸時に赤ちゃんが眠ってしまったら、無理に起こして耳抜きする必要はありません。
赤ちゃん自身の体が気圧に自然と対応しようとしているためだそうです。
私も初め寝てしまった時は
耳抜きしてない!どうしよう!
と不安でしたが、そのまま寝かせておいて大丈夫でしたよ。
なので極度に心配することもないです。
最後に
私も子供が1歳のときと2歳のときに飛行機に乗りましたが、1歳の時は麦茶で、2歳の時はチュッパチャップスで何とか乗り切りました。
ほとんどの場合この方法で大丈夫だと思いますが、それでも耳抜きが上手くいかなくて、赤ちゃんが泣いてしまうこともあるかと思います。
周囲に乗っている乗客全員が子連れに寛容な方ばかりではありません。
なので搭乗の際は一言「子連れなのでご迷惑をおかけするかもしれません。」と言っておくと、少し違うと思います。
赤ちゃんとのフライトで、不安や気持ちに余裕がなくなるのはすごくわかりますが、ママの余裕を持った行動が赤ちゃんとの楽しい旅に繋がるのではないかなと思います。