ヨシタケシンスケさんの絵本は、小さな子供はもちろん、大人にも大人気です。
驚くような発想のお話や、ユーモア溢れる楽しいお話、ユルいイラストが魅力の絵本です。
この記事では、おすすめのヨシタケシンスケさんの絵本をご紹介します。
目次
ヨシタケシンスケさんのおすすめ絵本
りんごかもしれない
ヨシタケさんのデビュー作です。
りんごを見て「もしかしたらこれは、りんごではなく○○かもしれない」と○○が驚くような発想で物語が進んでいきます。
凝り固まった大人の頭では想像できないユニークな絵本です。
あるかしら書店
お客さんが「こんな本、あるかしら?』と訪ねてきて「ありますよ」とたいていの本が出してきてくれる『本にまつわる本』の専門店のお話。
“こんな本”というのが風変わりで夢のような本ばかり。
絵本だけど本好きの大人にもおすすめです。
もう ぬげない
子供は大爆笑、大人は「あるある~!」とクスクス笑えるお話です。
シュールなイラストも笑いを誘います。
3~4歳の小さな子から楽しめます。
ヨシタケシンスケさんてどんな人?
ヨシタケシンスケさんは1973年神奈川県生まれ。2児の父親。
筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了後、会社員、イラストレーターを経て40歳で絵本作家デビュー。
デビュー作の「りんごかもしれない」が大ヒット。
その他にもたくさんの絵本が出版され、MOE絵本屋さん大賞1位をはじめ数々の賞を受賞しています。
絵本の他にも日常のひとこまをコミカルに切り取ったスケッチ集も人気です。
先日発表された第2回小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙トップ10では、『あるかしら書店』と『りんごかもしれない』の2冊がランクインしています。
小学生にも大人気の絵本作家さんです。
ヨシタケシンスケさんの絵本の登場人物にはほとんど○○がない?!
ヨシタケさんの絵本にはほとんど笑顔が描かれていません。
その理由は、笑顔は人を傷つけることがあるから。
同じ笑顔でも、
子育てを楽しんでいる人は「私と一緒」と思うでしょうが、
子育てがつらいと思っている人にとっては、「なんで私は楽しくできないんだろう」と傷ついてしまうからなんだそう。
確かに息詰まっているときは些細な事でも傷ついてしまいます。
笑顔がなくても、とても面白いし、楽しいし、どちらにとっても共感できる絵本なんですね。