里帰り出産で一緒にいてくれる両親はとても心強いです。
「お礼に何をあげたらいいのかな?」
「現金でのお礼なら相場は?」
今回は里帰り出産のお礼についてご紹介します。
目次
里帰り出産両親へのお礼のタイミングは?
里帰り出産のお礼はどのタイミングで渡すのが良いのでしょうか。
里帰り初日に渡す場合
里帰り出産の初日に夫婦で挨拶して、旦那さんから「妻と子供をよろしくお願いします」といってお礼を渡すのが1番多いようです。
実家が遠かったり、旦那さんの仕事が忙しくて実家に一緒に行けない時はお礼を渡す時に「夫からです」という言葉をつけて渡すといいです。
旦那さんは、後から電話をしておくと両親へのポイントアップです。
最後に渡す場合
里帰り出産のお礼を「お世話になりました」と最後に挨拶するときに渡すパターンもあります。
この場合も、夫婦そろって挨拶して渡すか、1人なら「夫からです」とお礼の気持ちを伝えて渡しましょう。
受け取ってもらえなさそうな場合
お礼の手紙と品物を家のわかりやすいところにこっそり置いてきましょう。
自分の娘からもらえないという両親も、旦那さんから渡してもらうと受け取ってくれるかもしれません。
里帰り出産両親へのお礼は誰がしたほうがいいの?
これも誰が渡すべきというのはありませんが、自分から、旦那さんから、義両親から渡すという場合に分かれます。
自分からの場合
娘から渡すパターンです。
ちょっと恥ずかしい、照れくさいですが「ありがとう」の感謝の気持ちを込めて渡しましょう。
旦那さんからの場合
自分からではなく、旦那さんからお礼を渡すパターンが一番多いようです。
「良い夫をもらったと両親に安心してもらう」
「世帯主でもある旦那の顔を立てる」
という理由もあるようです。
旦那さんが、
「家族をお願いします。」
と渡した方が両親もいい旦那をもらったと安心しますよね。
娘からは受け取らなくても、旦那さんから渡せば受け取ってくれたと友達も言ってました。
義両親からの場合
義両親が「嫁と子供をよろしくお願いします。」と両親に渡すと言うパターンもあります。
このパターンは賛否分かれるようです。
「自分の娘のお世話をするのにお礼なんて…」
「孫はうちの孫でもあるのに…」
腑に落ちない人もいると思います。
私は、このパターンでした。
迎えに来てくれて義両親の家から一緒にお米、野菜を持って実家に向かいました。
玄関先で義両親が母に「お世話になります」と言って生活費10万円を渡していました。
私はその時素直に「ありがたいな」と思いました。
両親はちょっとビックリしたようでしたが…。
旦那の実家が田舎なので、「地域で違うんだね。」と両親と話したのを覚えてます。
当たり前のように何もしないよりは、きちんと嫁としてみてくれてるんだと私は思いました。
里帰り出産のお礼は品物?現金?
現金の場合
金額の相場は、その地域や家庭の生活費などによりますが、だいたい2万円×お世話になる月数で計算して、キリの良い金額にすることが多いようです。
例えば、
お世話になる月数が2か月なら2万円×2か月=4なのでキリのいいところで5万円。
里帰り中に、ご両親に赤ちゃんの物を買ってもらったり、ご主人が泊まりに来て食費・光熱費を使ったりと、負担をかけてしまう場合は3万円×月数、5万円×月数のように増やしましょう。
封筒に入れる?のし袋に入れる?
基本的に現金でお礼を渡す場合は、無地の封筒かのし袋を使用します。
一般的には、お礼はのし袋を使用しますが、両親に渡すものなので無地の封筒でも大丈夫です。
ただし、茶封筒やお札を折りたたまないといけない形の封筒はNGです。
現金は、里帰り滞在中に使ってもらう実用的なお金なので必要以上に派手なものも避けた方がいいかもしれません。
品物の場合
「親子の関係なんだから、お金はいらないよ」
と言って受け取ってくれなパターンも結構あるかもしれません。
そんな時は、現金の代わりに両親の喜びそうなもの、使ってくれそうなものをプレゼントするのも1つの方法です。
お礼の品の金額相場は、品物にもよりますがお酒やお菓子なら1万円程度、商品券などの場合は2~3万円から5万円程度のものを贈る場合が多いようです。
・商品券
・旅行券
・お酒、ビール券など
両親の好きな物が買えるように、商品券や旅行券などだと受け取りやすいです。
デジタルフォトフレームをプレゼントして孫の写真をたくさん送ってあげるというのもいいですよね。
まとめ
里帰り出産はお世話になる間の食費、水道、ガス・光熱費といった生活費やベビー用品代。
また、受け入れの準備の掃除などの労働面を考えると、さまざまな負担をかけてしまいます。
身内、家族とはいえ里帰り出産には最低限のマナーは必要です。
変に気を使い過ぎなくてもいいと思いますが、しっかりお礼の気持ちを伝えましょう。