夏から秋にかけておいしい梨ですが、お弁当にも持って行くとき、前日に用意しておけたら助かりますよね。
朝は忙しいので皮を剥いてお弁当箱に入れるだけにしておけばだいぶ楽です。
また、冷凍した梨はシャリシャリして美味しいですが、お弁当に持って行けるのでしょうか?
今回は、梨をお弁当に入れるときのポイントなどをご紹介します。
目次
梨を弁当に入れたい!前日に用意してもいい?
梨をお弁当に入れたいとき、前日に準備することができます。
できますが!!
そのまま皮を剥いて切って置いておくだけでは色が悪くなったり、傷みが早くなってしまいます。
でも、ちょっとしたポイントを押さえれば大丈夫ですよ。
・砂糖水に漬ける
・ラップをする
・冷蔵庫に入れる
詳しく説明していきますね。
砂糖水に漬ける
梨もりんごのように茶色く変色してきます。
見た目が茶色いと食べる気が失せてきてしまいますよね><
砂糖水に漬けると変色が防止できますよ。
水1カップ+砂糖大さじ1の砂糖水に5分くらい漬けておきます。
梨を切ったままだと空気に触れて時間がたつと酸化して茶色くなったり味が落ちてきたりします。
砂糖水に漬けると梨の周りに膜ができて空気に触れるのを防ぎます。
ちょっと砂糖が濃いめですがしっかり膜を張る為なので大丈夫です。
砂糖水以外でも変色防止ができますよ。
・塩水(水1カップ+塩ひとつまみ)
・レモン水(水1カップ+レモン汁小さじ1)
でも、塩水やレモン水は梨に味が移ってしまうので甘い砂糖水がおすすめです。
ラップをしっかりする
梨の切った面に空気が触れると酸化してきます。
ラップでしっかり包むとより空気に触れにくくなります。
ひとつずつラップにくるむか、フリーザーバッグやタッパーなどの密閉できる容器に入れてなるべく空気に触れないように保存しましょう。
冷蔵庫に入れる
皮を剥いていない梨も買ってきたら冷蔵庫で保存した方が良いと言われていますが、切ってしまうと余計に傷んでいきます。
冷蔵庫に入れておきましょう。
梨は冷蔵庫で良く冷えた方がおいしいですしね♪
お弁当に入れるときは、保冷バッグや保冷剤を使って冷えた状態を保つようにして持って行きましょう。
梨を弁当にそのまま入れるとどうなる?
梨は切った状態でそのまま入れると、色が変わる、味が落ちるだけでなくて発酵しやすい果物です。
お弁当箱の菌、手に付いた菌などが付着すると菌が繁殖します。
そうすると発酵してきて、すっぱいような何とも言えない変なにおいがしてきます。
対策としてはやっぱり、清潔にすることです。
手や、タッパー、包丁やまな板をしっかり除菌します。
発酵?!と、ちょっと心配になってしまうかもしれませんが手を洗って、ラップか普通に洗ったタッパーを使って、保冷剤を使って保冷しておけば大丈夫です。
私もいつもこのように心掛けていて、悪くなったことはありません。
梨を冷凍してお弁当に入れてもいい?
梨を冷凍してお弁当に入れるのははっきり言っておすすめしません!
お弁当に入れて食べる頃に完全に解凍されてしまうと、梨のシャリシャリ感がなくなってとって~もまずくなってしまいます。
梨は水分が多いので冷凍して解凍すると食感が変わってしまいます。
腐ったわけではありませんが、食べてもおいしくありません。
なので、お弁当に入れるときは冷凍ではなく冷蔵にしておきましょう。
でも、梨を凍らせて半解凍の状態で食べるとシャキシャキして美味しいです。
シャーベットのように食べることができます。
日持ちもするので冷凍保存している方も多いかもしれませんね。
冷凍する方法も載せておきますね。
1.皮を剥いて切る。
2.ラップの上に重ならならないように並べる。
3.冷凍庫で冷凍させる。
食べるときは冷凍庫から出して少し待って半解凍の状態で食べると美味です( *´艸`)
我が家でも冷凍庫によく入っています。
梨を切るときにちょっと薄目に切るとおいしいですよ。
まとめ
梨をお弁当に入れるときはしっかり対策をすれば、前日から準備しておくことができます。
梨を切ったら、砂糖水に漬けて、ラップをしっかりして、冷蔵庫に入れておくと変色や傷むのを防止することができます。
また、梨を冷凍すると半解凍状態ならとてもおいしいですが、しっかり溶けてしまうと食感も変わってまず~くなってしまいます。
お弁当に冷凍の梨はやめておいた方が無難です。
衛生面と保冷に気を付ければお弁当でも美味しい梨を食べることができますよ。