手作りのお菓子を作る時、レシピに「純ココア(ココアパウダー)」とあると、
純ココアは普通に飲むミルクココアで代用できるの?
と疑問に思いませんか?
また、純ココアとミルクココアとどう違うのでしょうか?
今回はココアについてご紹介します。
純ココアはミルクココアで代用できる?
お菓子のレシピでココアとあったら、一般的に純ココアのことを指します。
もし、純ココアがなかったらミルクココアでも代用できるのでしょうか?
答えは、作るお菓子によって
純ココアがなくても、ミルクココアでも代用できます。
クッキーや蒸しパンなど、ココアを練りこむお菓子に代用できます。
ちゃんと色も付きますし、味もココアの風味がつきます。
しかし、生チョコやティラミスなどココアをコーティングするようなお菓子にはには向いていません。
純ココアをミルクココアで代用するときの分量の目安
ミルクココアは純ココアに粉末の砂糖やミルクや香料を加えたものです。
なのでミルクココアを使う場合は、
ミルクココアは純ココアの分量の2~3倍使って、砂糖は純ココアの分量を引きます。
例えば、
レシピの分量が純ココアが10gだったら
ミルクココアは20~30g使って、砂糖は10g引きます。
純ココアとミルクココアの違いは?
純ココア
純ココアとは、カカオ豆100%で作られているココアパウダーのことです。
カカオ豆から種皮や胚芽を取り除いて細かくすりつぶしたものがカカオマス。
カカオマスから脂肪分をとった残りを粉末状にして作られる。
純ココアは栄養が豊富です。
美容に良いココアポリフェノールや食物繊維も含まれているので女性には嬉しいですね。
ただ、苦いのでお湯を注いでそのまま飲むにはちょっと…
牛乳や豆乳で溶いたり、砂糖やはちみつやオリゴ糖などで甘みをけることができます。
ミルクココア
ミルクココアは調整ココアとも言って、純ココアに飲みやすいように砂糖やミルクや香料などを加えています。
砂糖が約60%~70%配合されています。
ミルクココアをティラミスや生チョコに振りかけると砂糖が溶けてしまうので不向きなんですね。
お湯を注げば甘くておいしいココアの出来上がりです。
手軽で子供にはこちらの方が飲みやすいですよね。
まとめ
純ココアとはカカオ豆100%で作られているココアパウダーです。
クッキーや蒸しパンなどココアを練りこむお菓子ならミルクココアで代用できます。
しかし、生チョコやティラミスはミルクココアを使うと砂糖が溶けてしまって上手にコーティングできないので向きません。
苦いので飲みにくいかもしれませんが、栄養が豊富です。
ミルクココアは甘くておいしいですが、砂糖がたくさん入っているので健康やダイエットで気になる場合は要注意です。