大根の煮物を作ったとき、大根が苦い…なんて思いをしたことはありませんか?
苦い理由は食べる部分が駄目なのか成分の問題なのか…。
また、美味しい大根を食べるために苦味を取る方法はあるのでしょうか?
今回はこのような悩みを解決していきましょう。
大根の苦い場所はどこ?
スーパーで1/2の大根が売られていますよね。
一本の大根でも部分によって少し味が変わってきます。
大根の苦い場所は、下の方です。
煮物を作るときには、上の方を選んで買うとよいです。
一番甘い部分は上部です。
煮物やおでんなどに適している部分だと思います!
またそのまま食べる場合にはサラダにも利用できますね。
大根おろしでも苦味がある方が好きな方と甘い方が好きな方で好みが分かれると思うので人それぞれ使い分け方も違ってくると思います。
美味しく食べるには料理によって使いわけるといいですよ。
大根が苦い原因は何?
大根の旬はいつ頃かご存知でしょうか?
大根は11月〜12月が美味しい食べ頃と言われており煮物やおでんなどにして食べるとおいしいです。
ですが、煮物にしても苦味がある時があります。
大根の強い苦味の原因は…
・筋がまだ残っている
大根の下処理をする時は皮の2~3mmあたりにある硬い筋を取り除くようにしましょう。
取り除くことによって苦味が緩和されますよ!
・大根を使う部分が苦い
大根の下の部分には、辛味成分であるイソチオシアネートを多く含んでいます。
下の部分は他と比べてやや固めです。
なので大根の下の方を使って調理すると苦味や辛味がでやすいのです。
・旬の時期ではない時
大根の旬は秋から冬にかけての時期が美味しいと言われており、旬の大根は、水水しく甘味が多いので美味しく召し上がれる時期です。
旬ではない春~夏の大根は辛味や苦味が強いと言われています。
などなど、苦味を感じてしまうのにもこのような原因があるのです。
大根の苦味をとるには?
部位によって味が違うと言っても甘い部分だけ使うとなれば他の部分が勿体無いですよね。
出来れば苦味をなくして全部美味しく食べたいところ!
実は下処理をきちんと行うことで苦味を少なくすることができます。
①まず大根をよく洗います。輪切りにして硬い筋などをきれいに取り除きます。
②大根の味を染み込みやすくする為に、包丁で十字を入れます。(茹で時間も短くすことができ、火が通りやすくなる)
③鍋にたっぷり水を入れて、大さじ1杯ほどのお米を入れます。(とぎ汁でもok)
④竹串がスーッと通るようになれば完成!また、更に水に30分ほど付けておくと苦味がもっと取れますよ。
このようにして下処理を行うことで美味しい煮物を作ることができたり苦味を感じなくなります。
野菜の皮には栄養が含まれている!
とよく耳にすると思いますが、下処理の時に大根の皮をむいたところで栄養素が変わることはほとんどありません!
大根の皮をきちんと処理することによって、味が染み込みやすくなったり食感がよくなります。
また、大根おろしであれば皮がついていても問題はないと思いますが、食感を考えるとちゃんとむいてからすりおろすことをオススメします。
まとめ
大根の苦味が気になっていた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
苦味が感じられるのは、部位や食べる時期に原因があります。
また、大根の苦味を少なくする方法も是非参考にしてみてください。
旬の大根でなくても美味しく大根料理が食べれたら嬉しいですね♪