お正月を過ぎた1月7日(人日の節句)の朝に
七草粥を食べる風習があります。
七草はほとんどの人がビタミンやカルシウムが含まれている健康的なイメージがあると思います。
ということは妊婦さんが食べるのはいいってこと?
何を入れたらよいのかよくわからない…
などお悩みの方に今回は七草粥についてご紹介します。
七草粥って何が入っているの?
七草粥には全部で7種類の草が入っています。
この中に聞いたことがある草もあるのではないでしょうか。
すずなはカブです。
すずしろは大根です。
なずなはペンペン草とも呼ばれています。
幼稚園や保育園なんかでは七種の草を歌にして覚えるところもあるそうですよ♪
これらは、1月7日になると家族の健康や五穀豊穣を願って食べます。
七草粥は妊婦さんが食べても大丈夫?
大根(すずしろ)やカブ(すずな)など普段から食べることのある食材ですね。
ですが、他の草はどうなのでしょうか。
野草なので、調べてみると葉っぱや地上部分を使ってお薬が作られていたこともあるそうです。
特に安全が確認されているものではないので、食べたことのないものはお腹の中の赤ちゃんの事を考えてみてみると心配ですので、妊婦さんは食べない方が安全だと言えます。
食べてはいけない!
とはっきりしている訳ではないので、どうしても食べたい時はかかりつけの産婦人科の先生に相談してみるといいかもしれませんね。
七草粥と言うと体によさそうな健康的な感じはしますが、野草はアクが強いので、無理して食べるものではないということを覚えておきましょう。
特に、キク科の植物はアレルギーの原因であることがあり、中には加熱にも強いものがあるので調理してもアレルギーの原因になる可能性があるそうです。
妊婦さんじゃない方でも注意していても食べる必要があります。気をつけて食べるようにしましょう。
妊婦さんが七草粥を食べたいときは?代用できるおすすめ食材は?
七草粥は必ずこの七種類の草を使って作らないといけない!
ということはありません。
七草粥=七種粥とも言い、七つの種類を使っておかゆを作れば七草粥と言えますね。
昔は、七種の穀物を使って七草粥の行事が行われていたそうです。
七種の種でも地方によっても入れるものが違ったりとさまざまです。
七草粥ってどんな効果があるのかと分からない人もいると思いますが、疲れた胃を休めて寒くなる冬に不足しがちな栄養素を七種類の食材を入れることで守る。
という意味合いがあるそうです。
白菜、ほうれん草、小松菜、人参、人参、大根やカブ、きのこ類などいつも食べている食材を使ったオリジナルの七草粥も楽しんでみてください。
妊婦さんにおすすめはかぶの葉!
妊婦さんが必要とする「葉酸」がカブの葉には含まれています。
カブの葉っぱは捨てずに調理しましょう。
葉酸には血液を増やすサポートや体を動かすエネルギーにもなります。
つまり、葉酸はとても大切なもので健康を維持していくのにも必要な成分なのです。
特に妊婦さんは赤ちゃんに酸素を送っているので、貧血になりやすいですよね。
そのため葉酸をとることによって貧血予防をすることができますよ。
まとめ
最近では通販でも七草のフリーズドライにしたものを買うことが可能です。
便利ですが、注意点としては材料を選べないことですね。
スーパーなどで七草のセットを買う場合は食べる人に合わせて具材を選ぶことが出来るかと思います。
七草粥は決して悪いものではありません。
ですが、アクが強いものもあるので妊婦さんが食べるときは病院の先生に相談してみるか、普段食べている食材に変更して食べましょう。