煮物は昔から親しまれている料理ですよね。
皆さんはお家で作った煮物を食べてみると味が染みていない!
という経験をしたことはありませんか?
特に大根やじゃがいも、人参などの食材が固いものだと余計に味が染み込みませんよね。
また、煮物は時間がかかるし面倒くさい…
と思っている方もいらっしゃると思います。
今回は早く味を染み込ませる方法についてご紹介します。
目次
煮物の味を早く染み込ませるには?
味を染み込ませようとしてずっと煮込んでいるとガスの使いすぎからガス代も気にしてしまうところです。
そんな時に早く味を染み込ませる方法を
いくつか方法をあげてみましょう。
落し蓋をする
落とし蓋とは鍋の蓋とは違い、食材の上に直接置く穴のあいた蓋の事です。
中には木でできたものも販売されています。
もし持っていない場合でも、アルミホイルを代用することができます。
数か所穴を開ければ落し蓋に大変身!
落とし蓋でなぜ味が早く染み込みやすくなるかと言うと、グツグツと沸騰して上がってきた調味が落し蓋にあたって下に向かうので、全体的に味がいくのです。
そのため、味が染み込みやすくなるということなのです。
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温度差を使って
食材は温度が下がるときに味が染み込むので、温度差を利用して味を染み込ませる方法です。
10分〜15分煮込んだら火を止めて寝かせましょう。
完全に冷えたらまた火をつけて煮込みましょう。
短時間で味を染み込ませたい時には、氷水を利用して冷やすことをおすすめします。
このように温度を一気に下げることによって味の染み込み方も変わっていきます。
など、ひと工夫でガス代の節約にもなりますし、何か特別な事をしなくても短時間で美味しい煮物が作れてしまいます。
やってみないと損かもしれませんね。
煮物を作るときの切り方を工夫しよう
煮物を作る時は、人参やこんにゃくなどの食材は乱切りにすると表面積が広くなります。
その為、味が染み込みやすくなります。
大根などを大きめにしたい場合は輪切りにしてから、真ん中に十字の切り込みを入れておくと味が中まで浸透しやすくなります。
切り方を工夫するだけで味の染み込み方も変わってきます。
ポイントとしては切り込みを入れた面を下向きにして煮込むことです。
そうすると更に味が染み込みやすくなります。
大根の味が染み込まない!おいしく煮込むコツは?
大根だけ長時間煮たのに固かった…
味が染み込んでない…
美味しくないという経験はありませんか?
美味しい大根にするためにはどうすればよいのでしょうか。
大根の真ん中の部分を使う
場所によって味わいが異なります。
端の方ですと辛かったりしませんか?
大根は真ん中の部分を使うと美味しく食べることができます。
大根は皮を厚めにむく
大根の皮付近には固い筋があります。
そのため、大根の皮は2〜3ミリほどの厚めにむくのがポイントです。
大根を下茹でをする
大根だけ先に下茹でをしておくと、えぐみが取れ、味わいが染み込みやすくなります。
など、使う場所や皮の剥き方によって味の染み方が変化していきます。
まとめ
今まで味が染み込むまでに時間をかけていた方もこれをマスターすれば短時間で美味しい煮物を作ることができますね!
是非、参考にして作ってみてくださいね♪