かぼちゃって、常温保存でいいのか冷蔵庫に入れるのか迷いませんか?
売り場では常温で置いてあるし・・・
かぼちゃは、買ってきたままだとすぐに傷んでしまうんですよ。
食べられなくなってしまうともったいないですよね。
今日は、常温で保存するとどうなるか。
また、日持ちする保存方法をご紹介します。
目次
かぼちゃは常温保存できる?
かぼちゃは1/2や1/4のサイズで購入すると便利ですよね。
保存するときは常温?冷蔵庫に入れたほうがいいの?
と疑問に思うかもしれません。
実はカットしてあるかぼちゃはすぐに傷んできてしまうんです。
購入してすぐに調理するなら常温でも大丈夫ですが、冷蔵庫に入れずに数日だけでも放置してしまうと、カビが生えてきてしまいます。
最初はかぼちゃの中心の種やワタの部分から白いもわもわっとしたカビが生えてきます。
さらに置いておくと断面に黒いカビが生えてきて、かぼちゃが溶けてぬるぬるしたり、触るとぶよぶよしてきます。臭いもしてくるのですぐに悪くなったと分かります。
だから、カットしたかぼちゃは常温保存は向いていません。
かぼちゃは冷蔵庫で何日もつ?
カットされているかぼちゃは常温保存は向きませんでした。
では、日持ちさせるために冷蔵庫に入れたら何日もつのでしょうか?
保存方法とともにご紹介します。
かぼちゃを冷蔵庫で保存する場合
カットしてあるかぼちゃは特に傷みやすいので、買ってきたら次の処理をしましょう。
①まずスプーンでわたと種の部分を取りのぞく。
②かぼちゃにラップをする。
(かぼちゃの水分が抜けないようにラップがぴったりくっつくように包む)
③冷蔵庫の野菜室に入れる
このようにして保存期間は1週間以内が目安です。
かぼちゃを冷凍庫で保存する場合
かぼちゃを使いきれないときは冷凍保存もできます。
そのまま冷凍することもできますが、
解凍するとべちゃべちゃになってしまうのが好きではないので加熱する方法をご紹介します。
①わたの部分を取り除いたかぼちゃを煮物用のサイズに切る。
②レンジ500wで2分30秒~5分加熱する。
(竹串がすっとささればOK)
③粗熱を取って、シップロックなどに入れて冷凍庫で保存する。
(くっつかないように並べるのがポイント)
冷凍したら保存期間は1カ月が目安です。
冷凍したかぼちゃは煮物に使うのがベストです。
沸騰した煮汁に凍ったままかぼちゃを入れて通常通り煮ます。
隠し味にバターを入れるとGOODです。
サラダに使うときは解凍してマヨネーズと塩コショウで和えます。
潰すとべちゃべちゃ感を感じません。
かぼちゃをマッシュして冷凍保存
かぼちゃをマッシュして冷凍保存しておけば、
スープやお菓子作りに使えますよ。
上記の②の後に、ジップロックなどの袋に入れて木棒でマッシュします。
平らに延ばして冷凍庫に入れます。
沸騰した牛乳にそのまま入れてコンソメ、塩コショウで味付けをすれば時短でスープができます。
かぼちゃは冷凍するとまずい?
食材は割と冷凍できるものが多いですよね?
かぼちゃも冷凍できると思って、煮物用の大きさに切ってそのままジップロックに入れて冷凍したことがあります。
自然解凍して煮物を作ると、
まず!!!
べちゃべちゃで味もしみ込んでいなくて本当においしくなかったんです。
野菜には水分が含まれていますよね。
解凍するときにその水分が抜けてしまうんだそう。
生のかぼちゃでも上手に冷凍すればおいしい冷凍かぼちゃになるのかもしれませんが、
今は加熱すればうまくいくことがわかったので上記のレシピで冷凍しています。
まとめ
カットしたかぼちゃはわたと種の部分からだんだんと傷んでくることがわかりました。
また、常温保存は向きません。
冷蔵で1週間以内。
わたと種をとって、ラップを密着させて冷蔵庫に入れましょう。
冷凍で1カ月以内が目安です。
レンジで加熱して冷凍するとまずくなりません。
少し手間がかかりますが、試してみてくださいね。
上手に保存して最後まで使い切りましょう。