甘酒は子供でも飲める?効果や飲みやすくするには?

甘酒は初詣に神社に行くと配られたり、ひな祭りのときに飲む機会がありますよね。

甘酒は飲む点滴ともいわれているし、栄養があるなら子供にも飲ませたいですが、子供でも甘酒を飲んでも大丈夫なのでしょうか?

“酒”と付いているし、子供が酔ってしまったら大変です。

甘酒には子供にとってどんな効果があるか、今回は甘酒についてご紹介します。

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甘酒は子供でも飲める?

子供が飲む場合「米麹」からできた甘酒を選べばアルコールが入っていないので安心です。

甘酒は“酒”と付いていますが、アルコールが入っているものと入っていないものがあります。

甘酒は原料が「米麹」と「酒粕」の2種類があります。

「米麹」からできた甘酒にはアルコールが入っていません。
「酒粕」からできた甘酒にはアルコール含有量が1%以下となっています。

「米麹」からできた甘酒は離乳食にも使われることもあります。
アルコールも入っていないので赤ちゃんから飲むことできます。

“甘い”という字も入っていていますよね。
確かに甘いです。

でも、米麹からできた甘酒には砂糖は入っていません。
お米お水でできています。
不思議ですよね。

お米にはでんぷんが含まれています。
米麹の分解酵素の働きででんぷんがブドウ糖に変わって甘くなります。

ご飯を噛んでいると甘くなるのと同じです。
唾液にも分解酵素が入っています。

甘くておいしい甘酒は子供が飲んでもいいんですね。

甘酒は子供でも買える?

甘酒は『清涼飲料水』と表記されています。
ジュースと同じですね。
未成年でもスーパーやコンビニで堂々と買うことができますよ。

レモン味、りんご味、ヨーグルト味など飲みやすくなったものも売られています。
こどもはこちらのほうが好きかもしれませんね。

甘酒の子供への効果は?

甘酒は子供にとってもうれしい効果があるんですよ。
甘酒に含まれる栄養と効果についてご紹介します。

ブドウ糖
疲労回復、集中力を高める効果があるので、勉強の前に飲むといいです。
ブドウ糖はエネルギー源になるのでやっぱり登校前の朝に飲むのは効果的ですね。

ビタミンB群
肌を綺麗にする効果、肌の保湿効果があるので冬にからだがカサカサする子供にもうれしいです。

食物繊維、オリゴ糖
便秘解消効果があるので、便秘気味の子供にはおすすめです。
整腸作用もあるので、下痢の子供にも。

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栄養剤としての点滴にはブドウ糖、ビタミンB群、必須アミノ酸などが入っています。
甘酒の成分と似ているので『飲む点滴』と言われています。

風邪のときに飲めば点滴代わりに栄養を取ることができます。

甘酒を温めて飲むと体も温まるので冬にぴったりです。

また、甘酒は夏の季語にもなっていて、昔から夏バテ予防にも飲まれていました。
甘酒は年間を通して活躍するんですね。

甘酒を子供に飲みやすくするには?

甘酒はちょっと癖があります。
この癖が苦手な子供には、飲みやすくするために何かをプラスするといいですよ。

甘酒+ヨーグルト
甘酒:ヨーグルト 1:1
無糖ヨーグルトがおすすめです。
バナナやリンゴなどをのせるとこどもは喜びますね。

甘酒+牛乳(豆乳)
甘酒:牛乳(豆乳) 2:1
甘酒の甘さが牛乳(豆乳)を追加することによって和らぎます。

甘酒+ココア
甘酒コップ1杯にココアをスプーン1杯程度入れます。
甘酒とココアが意外と合うんですよ。
甘いココアより純ココアがおすすめです。

甘酒+カルピス
甘酒コップ1杯にカルピスの原液を大さじ1.5~2杯入れます。
ホットでもアイスでもおいしいですよ。

好みの飲み方で甘酒を飲んでみてくださいね。
分量もお好みで変えてみてください。

甘酒は子供は毎日飲んでも大丈夫ですが、飲みすぎには注意してくださいね。

まとめ

甘酒は米こうじから作られたものはノンアルコールなので子供でも飲むことができます。
レモンなどの風味がついた甘酒は飲みやすいですよ。
ジュースの代わりに甘酒にすると健康的です。

また、栄養も豊富に含まれています。
栄養が取れているか心配な子供には補助的に飲むのもいいですね。

朝食の時に飲めば、一日のエネルギー源と集中力アップの効果があります。
トーストだけの朝食なら甘酒をプラスすることで色々な栄養をとることができますよ。

甘酒の味や匂いに癖があって飲みにくい場合は、アレンジをしてみてくださいね。

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