生クリームの泡立て器で手動でいくら泡だてても固くならないことってありませんか?
デコレーションするときは、固めの生クリームにしたいですよね。
泡立たない理由は?
本来なら生クリームは何分くらいでできるんでしょうか?
泡立て器以外でも意外と早く泡立てることができるアイテムもあるんですよ。
今回は生クリームについて紹介します。
生クリームが手動で泡立たない理由は?
生クリームが上手に泡立てられないのには原因があります。
ボウルに水分、油分、汚れがついている
ボウルに水分などが付いていると泡立ちが悪くなるので必ずきれいなボウルを使いましょう。
混ぜ方が間違っている
ボウルに沿ってくるくる回しているだけでは泡立ちません。
⇒生クリームの粒子同士をぶつけるイメージで混ぜる。
生クリームの鮮度が落ちている
賞味期限が近いものは泡立ちにくいです。
ボウルの大きさが小さい
空気が入りやすいように大きめのボウルを使うとよいです。
低脂肪植物性
低脂肪のものだと泡立ちにくいです。
⇒動物性高脂肪のものはすぐに泡立ちます。
室温が高い
夏場や冬の暖房のきいた部屋では上手に作れません。
⇒氷水などを使って上手に泡立てましょう。
思い当たることはありませんか?
この点に注意するとうまくいきますよ。
生クリームは手動で何分でできる?
生クリームは手動で泡立てても5分以内には泡立てが完成します。
ハンドミキサーだと高速すぎて泡立ちすぎて硬くなったりしてしまうので、むしろ手動の泡立て器で泡立てたほうが調整できるのでおすすめなんですよ。
5分以内に完成させるには温度と混ぜ方にコツがあります。
コツをつかめば早く泡立てることができるんですよ。
生クリームとボウル(ステンレス製)を5分以上冷凍庫で冷やす。
生クリームと道具を8℃以下に保つことが理想。
ボウルは片手で斜めに抱えるように持つ。
泡だて器をしっかり持って、左右に泡立て器をシャカシャカと動かしてボウルに当てるように混ぜる。
用途に応じて、ちょうどよい固さになったら出来上がり。
部屋が暖かかったり、夏の暑い日は・・・
ボウルを2個用意して大きめのボウルに生クリーム、小さめのボウルに大きいボウルの底に当たるくらいの氷水を入れて重ねて冷やしながら泡立てると温度がキープできます。
もし固まらなかったら・・・
もしも、固まらなかったら生クリームに数滴のレモン汁を入れるとすぐに固まります。
このコツをつかめば上手に生クリームを泡立てることができますよ。
生クリームを泡立て器以外で泡立てる!
ハンドミキサーや泡だて器ではなくても生クリームを泡立てることができます。
泡だて器で泡だてるより早く完成するかもしれません。
試してみてくださいね。
蓋つきの瓶やタッパー
密閉できる容器に冷やした生クリーム、砂糖を入れる。
上下に振れば、数分でできあがり。
ビニール袋
ビニール袋に冷やした生クリームと砂糖を入れる。
風船のように空気を入れて、こぼれないように縛る。
お好みの固さになるまで振る。
ビニール袋の先を切ればそのままデコレーションできますね。
まとめ
生クリームはハンドミキサーがなくても、手動でも温度と混ぜ方のコツをつかめば早く泡立てることができます。
動物性高脂肪を選んだり、鮮度も重要です。
5分でも混ぜて続けていると、手が疲れて長く感じるかもしれませんが、少しずつとろみがついて固まっていくので頑張ってくださいね。
密閉容器やビニール袋でも泡立てることができます。
泡立て器で泡立てるよりも簡単で早く泡立てることができますよ。