子供とは、嬉しいときは喜んで悲しいときは泣いて楽しいときは笑って…
このようなイメージではありませんか?
「うちの子あまり感情を出さなくて心配」
と悩んでいるお母さんもいることでしょう。
感情表現は生きていく中で大切ですよね。
今回は子供の感情表現について考えてみましょう。
目次
感情表現が苦手な子供の特徴とは?
感情を表に出さない、苦手な子供にも何か共通点があるはずです。
ではどのような理由があるのでしょうか。
いくつか例をあげてみます。
その子の性格でもあります
人間様々な性格があります。
活発で元気な子も居れば、大人しくて静かな子供もいることでしょう。
幼少期の家庭環境もその子にとってこれからの人間性に関わる事なので小さい頃の学んだり、経験したり、見て聞くことは表現力につながるのです。
恥ずかしがり屋さん
信頼している家族には感情を出すことができても友達や初めての人には心を開けず感情を閉じ込めてしまう。
また、緊張から硬直してしまったり話せなくなってしまう子供がいます。
その子の性格でもありますが沢山交流の場を作ってあげることも大切です。
忙しくてあまり相手にしてあげられなかった
例えば妊娠中で体調が悪く思うように相手をしてあげられなかった…
下の子が生まれて更に忙しくなった…
仕事と家事に追われ、ふれあいの場が少なかったなどお母さんと十分に関わりをもつことができなかったこどもがいます。
その場合、感情をどう表現したらよいか分からない場合があります。
忙しくても子供との時間はとるようにして、コミュニケーションを取ることが重要となります。
など、感情表現の仕方が分からないから表に出さない、出せないという子供が多いようです。
ですが、今からでもそれを改善していく方法はあります。
感情表現がゆたかな子供になるには?何かしてあげられることは?
生まれた時からの性格はもちろんありますが、悲しい時に我慢してしまったり意見を言えなくなってしまうと成長して大人になってからもお母さんとしては心配ですよね。
その為に何かしてあげれることはあるのでしょうか。
また、どのようにして接してあげることがその子にとって適しているのでしょうか。
一緒に考えてみましょう!
絵本を読んであげる
沢山絵本を読んであげましょう。
ストーリーを考えながら聞くことで表現力や思考力が磨かれます。
読み方としては語りかけるようにすると聞いている子供も頭に入りやすいですよ。
子供が夢中になるような絵本を探すのも大切な作業です。
悲しい絵本、楽しい絵本、面白い絵本。
ジャンルを変えて反応を見ながら読んであげてください。
紙芝居なんかもオススメです。
本をわざわざ買わなくても、図書館で借りてきてもいいですね。
休日の日はお父さんが読んであげるのも子供にとって良い刺激になります。
想像力が働くと自然と感情も表に出てくるものです。
お母さんがお手本になる
お母さんが日頃からリアクションをオーバーに表現してみてください。
例えば、
火傷をした時は「あつい!!」
ビックリした時は「キャー!!」
などオーバーリアクションをする事でお母さんの真似をするようになります。
普段から気持ちを我慢している子はお母さんを見て成長していきます。
子供のお手本となるのも1つの方法です。
こまめに今の気持ちを聞こう
子供が心に感情を潜めてしまっているならば、お母さんから話を聞いてあげましょう。
聞くことは何でもいいのです。
質問形式にして聞くとその子が今思っている答えが出てくるはずです。
会話をしたり、ふれあいの時間を大切にすることで緊張が和らいだり心を開く鍵となります。
お母さんが心の支えになることで安心感が生まれ、徐々に打ち解けていくでしょう。
まとめ
感情をあまり出さなくて心配しているお母さん方もいると思いますが、我慢していると感じたらお母さんがその子の心を癒やすように愛情をたっぷり注ぎ込むことが大切です。
もしかしたら心のどこかに小さい頃の悲しみや苦しみがあって感情を表に出さなくなったのかもしれません。
また、大人しい性格の場合もあります。
性格は変えられないかもしれませんが、感情を豊かにしてあげることはできます。
親子の時間もしっかりとってあげてくださいね。
心に閉じ込めている気持ちは環境を変えてあげるだけで少しずつ変化していると思うので家族みんなで温かく見守ってあげましょう♪