冬、急にお通夜やお葬式に参列することになったとき、手持ちの喪服が夏服しかないときは夏服を着て行ってもいいものか悩んでしまいますよね。
外は寒いのでコートを着ていきたいけど黒いコートがない時はどうしたらいいのでしょうか?
また、タイツやマフラーなどの小物のマナーは?
靴も黒いブーツならあるんだけど…
今回は、冬に葬儀に参列するときの服装についてご紹介します。
目次
喪服 冬に夏服でもアリ?
もし喪服が明らかに夏用の生地の喪服だったら・・・?
その場合は、、上に黒の長そでのジャケットを羽織ればいいので安心してください。
女性の喪服はワンピースとジャケットの組み合わせが多いですよね。
ジャケットの下のワンピースが半そでだから夏服と判断しましたか?
喪服にも夏服、冬服、オールシーズン用とありますが、オールシーズン用の喪服が多く売られています。
中のワンピースが半袖でもオールシーズン用の喪服かもしれませんよ。
オールシーズン用であれば問題ありませんよね。
葬儀がホールの中で行われれば、暖房は効いていると思いますが、外でお見送りをしたり、お寺での葬儀などでは寒い場合もあるかもしれません。
ジャケットの下に厚手の下着、ヒートテックやカイロで寒さ対策を万全にして行くことをおすすめします。
葬式にタイツは30デニールまで!
お葬式にタイツはマナー違反になりますのでNGです。
タイツはカジュアルなものとされます。
黒い肌が透けるストッキングを着用しましょう。
ストッキングとタイツの境目は30デニールです。
寒い場合は黒の30デニールまでのストッキングにするといいですよ。
黒いストッキングはコンビニでもスーパーでも購入できますので用意しましょう。
葬式で冬にマフラーはOK?
寒い時にはマフラーやストールを着けたいですよね。
マフラーやストールも、派手な装飾やキラキラしたものなど派手なデザインは避けて黒系のものを付けていきましょう。
ホールに入ったらはずすようにします。
式の間は膝に置くと防寒になります。
葬式に着ていくコート 黒がない!
お葬式にはやはり黒のコートがふさわしいですよね。
でも、手持ちにない場合はどうしたらよいのでしょうか。
できるだけ黒に近い色のコートは持っていませんか?
紺色や濃いグレーなどがあれば着ていきます。
もし、カジュアルなコートしかない。
白や明るい色のコートしかない。
そんな場合は、会場に入ったら脱いで預ける場所があれば預けておくといいです。
預けることができなければ、焼香台の側に荷物置きがあるかと思いますので、そこにコートを置いてお焼香します。
ダウンジャケットなど、ファーが付いているコートは殺生を連想させてしまいます。
マナー違反になりますので、ファーははずすか着ていくのは避けたほうが無難です。
葬式に黒のブーツでもいいの?
黒いパンプスはないけど黒いブーツならあるんだけど…
という場合でも、ブーツはマナー違反です。
ショートブーツでもNGです。
非常識な人だと思われかねません。
安いものでもいいので用意することをおすすめします。
葬式での靴やバッグのマナーは?
靴やバッグは、黒色で金具や飾りや光沢のないものを選びます。
スエードは殺生をイメージするので、合成皮革や布でできたものを選びましょう。
靴はヒールが高すぎないシンプルなパンプスを選びましょう。
ヒールが太いものだと歩くときに音が出ません。
かばんは、最小限の必要なものが入るくらいの小さいものがいいです。
まとめ
手持ちの喪服が夏用だった場合でも、上に黒の長そでのジャケットを羽織れば問題ありません。
タイツ、靴、バッグ、マフラーなどの小物にもマナーがあります。
派手なものや光沢のあるものは避けて、黒いものを選びましょう。
黒いコートや靴もシンプルなパンプスがなければ、安いものでも取り急ぎ用意すれば人の目も気にならないと思います。
これから急にお通夜やお葬式に参列することになったとき困らないためにもこのタイミングで買い揃えてもいいですね。