慣用句やことわざは小学3年生で習うんですよね。
子供に『慣用句とことわざの違いってなに?』
なんて聞かれたときになんて説明したらいいのか分からない…
ちゃんと違いを説明してあげれるように知っておきたいところです!
今回は慣用句とことわざの違いについてご紹介します!
目次
慣用句とは?
慣用句とは、日々使っている言葉の中に二つ以上の単語が組み合わさり、
もともとの言葉とは全然違う意味に使われたりと面白い言葉がいっぱいあります。
相手に気持ちを振りまくときや感情を伝えるときにさまざまな工夫をしますよね!
簡単に言えば慣用句とは二文字以上の複数の言葉が結びついて新しい意味を持つ表現です。
文章や会話の中に慣用句を添えることで引き締まりのある表現をすることができます。
どのような慣用句があるのか少し例をあげてみましょう。
開いた口が塞がらない
あきれて物事が言えなくなったとき。
顎が落ちる
すごく味がいい時に使ったり、頬が落ちそうなとき。
足が地に着かない
興奮して気持ちが落ち着かないとき、考えがしっかりしていなくて危ない(あぶなっかしい)とき。
頭を痛める
心配して頭を痛める、あれこれを心配するとき。
などなどたくさんの慣用句があります。
新しい表現の仕方と聞いたらあまり使わないイメージがありますが日常でも使う方も
いると思います。
小学校の頃は会話や文章などで積極的に使ってみることで覚えやすくなると先生に言われた記憶があります。
お子様が覚えやすいようにクイズ方式で日常の会話に慣用句を混ぜて会話しても楽しいかもしれませんね♪
ことわざとは?
ことわざはとは、古くから語りつがれてきたもので、昔の人々の知恵や生活していく
中での大切な事を短い文章で表現したものです。
主に、昔の人たちが体験した知恵から生み出されていると言われています。
なので、ことわざは大切なことを教えてくれたり、時には勇気づけてくれたりするのです。
有名なことわざとしては、
失敗は成功の基
失敗は、成功への道!ダメだった部分を反省して次に進むために改善し、もう一度挑戦しよう。
という意味がありますよね!これは今でもよく使われることわざですよね!
親しき仲にも礼儀あり
親しくなると遠慮がなくなっていって扱いが雑になりがち。
仲いいからこそ挨拶もしっかりすることが大切。
大切にしたい友達からこそ礼儀はしっかり。
ということわざもよく耳にするのではないでしょうか。
ことわざは短い句ですが、説得力があって自分にぴったりな物を見つけることが出来ます。
慣用句とことわざの違いは?
ここが一番の本題です。
慣用句とことわざの違いはなんでしょうか。分かりやすく説明すると…
慣用句
慣用句は会話や文章で複数(二つの言葉)を結んで表現されます。
なので、文章や会話の中でしか意味を理解することができません。
ことわざ
ことわざは言葉を単体で使うことができます。
その言葉だけで意味を理解、伝えることができます。
慣用句には二語以上の単語を結び作られた文句のことで、ことわざは昔から
伝えられてきた短文という違いがわかります。
簡単に説明するには、
成立することができる!
と言えば伝わりやすいですね♪
マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000
私が子供のころ、こんな辞典を読んでいた覚えがあります。
娘にも言葉を覚えてもらいたくてこの本を買ってあげたところ、寝る前に読むのが習慣になっています。
本は読まないけど、これはマンガになっているので読みやすいのかな。
語彙が増えたと信じています笑
おすすめです。
まとめ
いかがでしたか?慣用句とことわざを並べてみると分かりずらくなって
しまいますが、文章が成立しているかに注目すれば見分けることができます。
慣用句は状況を相手にわかりやすく表現できて、ことわざは相手にはっきりと
意思を伝えることができるので、日常の会話に使ってみるのもいいかもしれませんね♪