パズル道場の効果は?!習得した事やフォープレイスなどゲームの紹介

長男は小3から5年まで、次男は小2から4年までの2年間パズル道場に通いました。
行くきっかけは、よくある「塾内に併設されていたから」で、
授業の1時間前に行ってパズルをしている。くらいの感覚しかありませんでした。

ちょっと早めに行って自習代わりに頭の体操をしているという程度で、子供が熱心に
パズル道場の様子を話してくれる様になるまで何をしてるのか知りませんでした。

熱心に今日した事、できる様になった事、次やる事、などを聞いてるうちに私も
興味が湧いてきました。

加えて、進級制度があると知り、それが子供のモチベーションに繋がっていて、
目指すところがある、という点でまず、私はパズル道場に通わせて良かったと
思っています。

楽しげな長男につられ、自分から、行きたい!と言った次男の心にも良い
影響があったと思っています。

子供の性格や向き不向きから、賛否があるパズル道場ですが
そんな「パズル道場」について今日は書こうと思います。

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パズル道場って何をするところ?

最初に書きましたが、始めた頃、塾前の頭の体操と思っていた私は「パズル」をしていると思っていました。
市販されていない様なパズル。

実際はテキスト、プリントが多く、私が興味を持ち聞き始めた時に今、なにをしているか聞きました。

「多面体のプリントをしてる」
「今日は格上の6年と立体四目の勝負する」
「セブンカードは俺めっちゃ強い!」
「条件推理苦手〜」

口々に長男、次男と教えてくれましたが、なんとなくしかイメージが湧かなかったです。
どうやら個人でやるものと対戦型があるそうです。

パズル道場では、頭の中で考えられる空間把握能力と、算数パズルで養われる
論理的思考力、着眼・推理・分析能力、粘り強さなどを養う力をつける事が目的とされている様です。

算数の学力向上はもちろん、ほかのさまざまな問題にもじっくりと取り組み、解決する力をつけることが
できる様になるんだと。

この様に明言するから、うちの子には効果がなかった、と言った意見が出るのかもしれません。

教具パズルの面白さとそこから得られるもの

教具パズルと呼ばれるパズルを3つ紹介します。

フォープレイス

「複数条件を同時に満たす。」

という事をくり返し取り組むことで、複数の事を同時に考える能力を育成します。
このゲームは、この事を効果的にかつシンプルにトレーニングできる算数パズルの王道的なゲームです。

(パズル道場の『20級~11級』の検定項目に入っています。)

タングラム

元の様にちゃんとおさめられるか、何分でできるかというパズル。

▲▲こちらは公文式のタングラムです。

ビルディング

16個のマスに16個のビル(4階たて)を建てるパズルです。

平面感覚(空間把握能力)と仮説思考力を楽しく育成するゲームです。

ビルディングは通常プリントでやる様ですが、なかなかクリアできない子のため、空間把握させる為にできたものだそうです。

フォープレイスも随分以前にしたもので、プリントじゃなかったかな?
と思いますが、子供たちのパズル道場の入り口的存在。大好きだった様です。

他には紐通し系の教具パズルがあります。

子供も大人も家族でハマった対戦型ゲーム

実際パズル道場で使う対戦型ゲームを紹介します。

立体四目

対戦型ゲームです。縦・横・斜めに先に4個そろえたら勝ちです。

立体的な感覚を養います。

スティックゲーム

平面感覚で最重要の『対称感覚』を効果的に育成する対戦型ゲーム「スティックゲーム」です。パズル道場公式の対戦教具の1つです。


セブンカード

『確率』の理論が楽しみながら学習できる魔法のゲーム。パズル道場の完全オリジナル「セブンカード」です。

親とゲームなんかする?!
とよく言われますが、私が子供に対し非常に積極的なのです。

他にも幼児向けがあります。
今回は少し難易度高めのものを紹介しました。
と、言ってもルールは簡単で、低学年から取り組めます。

テレビやゲーム三昧になってきたら私からこれらをやる事を提案します。
パズルゲームもテレビゲームも一緒にする様にしています。

そうしないと、かなり一方的な意見を言ってしまうからです。
電子ゲームの愉しさを知れば多少は寛容になれます。
その代わりに何らかのミッションを与えますが。

日々、子供とはいえ別人格の1人の人間として話をすればわかる年齢の子供
だから出来る事で、小さい子は難しいかもしれません。

我が家の育児論などに話が逸れてしまいましたが、こういった単純明快で
頭を使う対戦型ゲームはいくつになっても夢中になります。

勝てば勝つほど、負ければ負けるほど。

パズル道場でゲームを通じて何を習得できたのか

パズル道場開催する塾などの説明はだいたいこうです。

「イメージ化能力」

「空間把握力」

「仮説思考力」

「論理的思考力」

「数量感覚」

をバランスよく育成していきます。

達成感によるヤル気
本来の学ぶ楽しさを体感することによるヤル気

この二つが培われていきます。
どれもこれも得られなかった子もいれば、一部得られた、全て得られた、
色々なパターンがあると思います。

習い事はあくまでその日のその場での出来事の1つ。

勉強にしても、スポーツにしても、復習や練習による定着がある訳ですから、
週1回の取り組みでこれら全てを習得する方が難しい気もします。

パズル道場ではIDでログインし、練習できるHPがあります。

それらを活用し、毎日やっていたら得意分野はできるかと思います。

パズル道場を終了した子供に変化があったのか

我が子の場合です。

長男は、

算数の条件推理という単元がめちゃくちゃ得意になっていました。
あと、図形、特に立体に強くなりました。
空間把握能力が培われた様です。
家で特別な事はしていませんから、多分、こちらに行っていたおかげかな、
と思っています。

次男は、

数量感覚と達成感によるヤル気が倍増した様に思います。
トータルの算数バランスが良くなった気がします。

2人共、パズル道場が提唱する感覚の一部を習得していますね。
全てはしていません。
やってもやっても出来ない大嫌いなものもそれぞれあります。

習い事というのは、そういうものではないのでしょうか。

まとめ

少しでもパズル道場について理解してもらえたら嬉しいです。

パズル道場は私は、実は塾よりも行かせて良かった習い事だったと思っています。
同じ習い事を通し、切磋琢磨し、時に家族も一緒になり遊びながら学べる習い事を私があまり知らないからかもしれません。

パズル道場に行ったから、必ず●●になる、という事はありません。
人により通わせる目的も違うと思います。
だからこそ、賛否出る習い事なんだと思います。

パズル道場には体験があります。
お近くに体験できるところがあれば、やるかやらないかは別として、
教材や取り組みに興味を持たれたら一度体験に行く事をオススメします。

近隣にない方は、教材もパズルも販売しています。
それらを購入し、自宅でなんちゃってパズル道場を開いても楽しいかもしれませんよ^^

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