お守りにもさまざまな種類がありますが、合格祈願や安産祈願、恋愛や勉強仕事…など自分の状況にあわせて近所の神社や、わざわざ遠い場所まで足を運んで手に入れたりとお守りの入手もさまざまですよね!
では、お守りの使い道を果たし終わったお守りはどのように返したら良いのでしょうか?
違う神社に返しても大丈夫なのでしょうか?
また、処分方法なども気になるところですよね。
今回はこのような悩みを解決していきましょう!
お守りには返納期間がある!
お守りをどのタイミングで返していいのか気になりますよね。
実はお守りには返納期間があります。
お守りは「〜しますように」「〜できますように」とお願いの気持ちを込めて持ち歩くように願いが叶った時に返してもいいと言われています。
例えば…
・合格祈願…合格できた!
・安産祈願…無事に出産を終えた!
・恋愛や縁結び…いい方向に進めた!縁に恵まれた!
などなど。
他にも期間が定まらないお守りもありますが、その場合には1年を目安に返納する方が多いようです。
あまりにも時が経ってしまうとお守りが汚れてしまったり古い状態での返納となると神様にも失礼ですから、次に新しいお守りを頂くと同時に1年を区切りにお返しすることをおすすめします。
お守りの返納方法あれこれ
お守りは郵送で返納できる?
お守りを郵送してはいけない!という決まりはありませんが、それぞれ地域によっては大丈夫な場所と駄目な場所があるかと思います。
お守りを頂いた神社が遠い場所だったり、なかなか行けない場所となるといつまで経っても返すことが出来ませんよね。
その為、郵送して返納したい!
と言う場合には自分の判断だけではなく神社に電話して確認することが必要になります。
確認が取れたら、郵送の仕方や梱包の仕方を聞くようにしましょう。
封筒の見える場所にお焚き上げ依頼と添えると分かりやすくて良いかと思います。
間違っても勝手に送り付けることがないように注意しましょう!
お受けした神社と違う神社に返してもいいの?
お守りを返納する時に違う神社でも大丈夫なの?
と思う方も多いかと思います。
先程のように郵送する方法でも少し手間に感じてしまう方は近くの神社じゃ駄目なの?
なんて思いますよね。
お守りは、違う神社に返納しても大丈夫です。
神社には納札所(おさめふだどころ)がありますのでそちらに納めてください。
ですが、やはりお守りは頂いた神社に返納することが基本です。
このときに、神社でお受けしたお守りはお寺ではなく神社に返納しましょう。
お守りを返す際には、しっかりとマナーを守ってお守りを扱う事が大切ですね!
自分で処分しても大丈夫?
忙しくてなかなかお守りを返しに行けない場合に、自分で処分できる方法はないのかな…
なんて思ったりしませんか?
本来ならばもとの場所へとお返しするのがマナーですが自分でも処分できる方法はあります。
自宅でお守りを燃やす方法もありますが十分なスペースがないと危険です。
寒い季節になると空気も乾燥していて火事になりやすいのでおすすめしません。
お守りを燃やさず処分できる方法としては、お清めをしてから可燃ゴミとして処分できる方法をご紹介します。
まず用意する物は、白い半紙と塩です。
なぜ白い半紙を用意するかと言うと半紙の上にお守りを乗せて塩をふりかけるからです。
①白い半紙の上にお守りを置く。
②塩を左に1回かける
③塩を右に1回かける
④塩を左に1回かける
この時、一度に摘む塩は一摘み程度で大丈夫です。
3回かけ終わったらそのまま白い紙に筒んで燃えるゴミと一緒に処分して結構です。
どうしても返納する時間がないときにはこの方法で自宅で処分できます。
まとめ
お守りにはさまざまな種類があり入手できる神社も自宅から近かったり遠かったりします。
もちろん都合により返納するには難しい場合があるかと思います。
その場合には、違う神社に返すのではなく、お受けした神社に郵送して返納したり自宅でお清めしてから処分するなど最後まで丁寧にお守りを扱うようにしましょう!