節分の日には幼稚園や保育園でも豆まきをしますよね。
必ずギャン泣きしている子供がいます。
かわいそうに思ってしまいますが、子どもが鬼を怖がって泣くのは大丈夫なんでしょうか?
園だけはなく、節分の日の自宅での過ごし方は?
節分におすすめの絵本など、節分についてご紹介します。
節分に子供が泣くのは大丈夫?
鬼を初めて見る子だったり、張り切って大人が鬼になりきると、中には鬼が怖くて泣いてしまう子もいますよね。
怖がらせて号泣してトラウマにならないかしら。と心配になります。
やりすぎはいけませんが、泣いても大丈夫です。
鬼は怖いものです。
豆まきは怖い鬼を退治することに意味があります。
豆まきの由来は、むかし都を荒らした鬼を大豆で目を打って退治したことからきています。
鬼に豆をぶつけて邪気を払い、福を呼び込んで無病息災を願う伝統行事です。
子供向けに説明するなら、
『鬼はそと 福はうち』の
鬼は病気や悪いもの。
福は幸せ。
豆をまいて鬼を追い払って、福を呼ぼうね。
悪いものを追い払えばもう安心だよ。
と言えば豆まきをする意味が分かりますよ。
怖がらせるためにやるんじゃなくて、豆まきの意味を分かりやすく教えてあげるともっと節分を楽しめると思います。
今年は泣いてしまっても、来年は鬼に立ち向かって鬼退治できるかもしれません。
成長を感じられますよ。
節分の自宅での過ごし方
節分は一年に一度の昔からある伝統の行事です。
園だけではなく、家でも節分を楽しみましょう。
豆まき
自宅でも豆まきをしてあげましょう。
豆まきをした後は、“年齢+1粒”の豆を食べます。
豆まきの豆は福豆とも呼ばれていて、福豆を食べることで福を体に取り入れるといわれています。
“年齢+1粒”の豆を食べるのは、今までの年の分とこれからの1年分の福を取り入るということなんです。
縁起がよさそうですよね。
恵方巻
節分には恵方巻を食べます。
今年の恵方を向いて無言で食べます。
2022けた恵方巻がいいですね。
お子さんが好きな具で太巻きを作ってくださいね。
節分のおすすめ絵本
節分の前に絵本を読んで鬼のことを知っておくと、不安が減ると思います。
せつぶんワイワイまめまきの日!
保育園でのお話なので、親近感が沸いて楽しめます。
友達にとりついた悪い鬼を退治するところが、意外な方法でおもしろいですよ。
豆まき以外にも恵方巻、お面や箱の作り方など節分についての豆知識が載っていて、大人でも勉強になります。
絵もかわいいです♪
まゆとおに
やまんばの娘まゆとおにの話です。
まゆを食べようとする鬼、礼儀正しくて優しいまゆのやり取りが面白い絵本です。
子どももワクワクドキドキ間違いなしです。
まとめ
園で豆まきの写真なんかを見ると、子どもがギャン泣きしていて
『これはやりすぎじゃないの?』とかわいそうに思ってしまいますよね。
怖い鬼を退治することに意味があるので、泣かせないために優しい鬼にするのもちょっと違うかなと思います。
鬼に豆をまく前になぜ豆まきをするのかを教えてあげると、ただただ怖い思いをしなくてもいいのかと思います。
自宅でも豆まきや恵方巻を食べて、子どもに日本の昔からある風習を教えてあげましょう。