赤ちゃんの健やかな成長をお祝いする行事は意外とありますよね。
その中には、日本ならではの伝統的な行事もあります。
ちょっと用意するのが面倒くさいなぁ…
どんなことをしなきゃいけない?!
なんて思うお母さん方もいらっしゃると思いますが、それぞれ意味や願いが込められています。
今回はそんな赤ちゃんの行事をご紹介します。
目次
赤ちゃんの行事までを計算する
まず初めに、行事までの計算をしておきましょう。
一般的には、赤ちゃんの生まれた日の翌日を生後1日と数え、翌々日を生後2日と数えます。
月齢は赤ちゃんの生まれた日を生後0ヶ月として、生まれた日と同じ日を迎えるごとに生後1ヶ月、2ヶ月と数えます。
ですが、伝統的な行事の数え方はまた少し違って、生まれた日を生後1日と数えるようです。
その為、お七夜やお宮参りといった伝統的な行事は、計算の仕方が違いますので間違えないように注意しましょう。
赤ちゃんの行事どんなものがあるの?どんな事をするの?
赤ちゃんの行事といってもたくさんあります。
どんな行事があってどんな事をするのか分からないお母さんたちの為に、いくつかご紹介します。
お七夜(おしちや)
赤ちゃんが誕生して初めてのお祝い事です。
生まれて(生まれた日を1日目)7日目の夜に家族の一員になったことをお祝いします。
また、名前のお披露目とお母さんと赤ちゃんの退院祝いの意味も込められています。
お宮参り
赤ちゃんが生まれてから1ヶ月目のお祝いです。
生後1ヶ月頃に赤ちゃんの無病息災を祈願をします。
男の子は生後31日目、女の子は生後32日目が一般的です。
お母さんたちはスーツや綺麗めの格好で身を包み、主役である赤ちゃんにはベビードレスなどを着せてあげると思い出にもなるのではないでしょうか。
お祝いとしてご馳走を振る舞うのも定番です。
お食い初め
お食い初めは赤ちゃんの生後100日目に、一生食べ物に困らないようにと祈願するお祝いします。
まだ食べれないのでご飯を食べるふりをします。
その時はお母さんかお父さんが赤ちゃんの口元までご飯を運んであげましょう。
メニューは地域によって違いがありますが、鯛をメインにして、ご飯、煮物、香の物、紅白餅などを用意しましょう。
赤ちゃんの歯が丈夫になることを願い、神社で拾った石も用意しておきましょう。
初節句
初節句は生後初めての節句をお祝いする行事です。
女の子は3月3日、男の子は5月5日に行います。
3月3日の桃の節句には雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物、白酒などのお祝い膳を用意しましょう。
5月5日の端午の節句には、鯉のぼりや武者人形を飾ります。
チマキや柏餅を食べるのが一般的です。
どちらも置けるスペースにあった物を選ぶと場所の負担にもならないので気軽にお祝いをすることができますね。
ハーフバースデー
生後6ヶ月になると1年の半分としてお祝いをするご家庭が増えてきました。
お祝いの仕方は人それぞれですがご馳走を並べたり、お母さん手作りのケーキを用意する方もいるそうです。
記念として写真にもおさめておくと良い思い出になりそうですね!
1歳の誕生日、一升餅
生まれてから1年。
これはどのご家庭でもお祝いするのではないでしょうか。
ケーキや誕生日プレゼント。
また、一生食べ物困らないように願いを込めて一升餅を背負わせます。
事前にお餅を入れるリュックなんかも選びに行くとよいでしょう。
最近ではお餅に名前を書いてくれたり、メッセージを書いてくれる所もあるので自分たちだけのオリジナルが作れますね。
赤ちゃんの行事はカレンダーに予定を書き込む
子育てをしているとついつい忘れてしまいがちですよね。
赤ちゃんの行事までを計算したらカレンダーに記入しておくとよいでしょう。
それでも忘れてしまう方は、携帯のカレンダーアプリなどを利用することをおすすめします。
アラームをかけられるシステムもあるので日付が近づいてきたらお知らせしてくれます。
赤ちゃんの大切な行事は忘れないように工夫しましょう。
まとめ
意外と行事がありますね。
せっかくの赤ちゃんのお祝い事ですので完璧にやらなくてもお祝いしてあげることが大切なのではないでしょうか。
一生に一度の赤ちゃんのお祝いは、家族みんなですると一生の思い出になりますよ♪
特に祝い方に決まりはないのでやり方はそれぞれだと思います。
大切な日を忘れないように携帯のアプリを利用するなど工夫してみてください。
楽しいお祝いになりますように♪