初盆を身内だけで行う場合の服装は?子供の服装や持ち物も知りたい!

初盆(新盆)を身内だけで行う時に、どのような服装をしていけばよいのでしょうか?
初めて行くとなると服装や持ち物などすぐに思いつきません。

「平服で来てください」と言われたけどそもそも平服って何?
身内だけの初盆だからと言って普段着のような格好で構わないという訳ではありません。
大人として、親として、恥ずかしくない格好をしていきたいですよね。

今回は身内だけの初盆の際どのような服装が好ましいのか、また、子供の服装や持ち物などをご紹介します。

是非参考にしてみてください。

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初盆を身内だけで行う場合の服装は?

初盆に招かれた際に、施主の方から平服で来てください。と言われても困ってしまいますよね。
平服(へいふく)と聞くと『平』の字から普段着かな?と思ってしまいますが、
平服=普段着ではありません。
平服とは正装まではいかないが、あらたまった席でも恥ずかしくない服装です。
なので、喪服ではないということが分かります。

あらたまった席でも恥ずかしくない服装とは?

男性の場合
・無地の黒やグレーのスーツ
・白のYシャツ(半袖可)
・派手ではないネクタイ
・黒の靴下、革靴
女性の場合
・無地の黒やグレーのワンピースやスーツ
・薄い黒か肌色のストッキング
・黒のパンプス
・パールのネックレス、イヤリング(つける場合)
・布製の黒いバッグ

時計や髪飾りはファッション性の高いものではなく、シンプルなものをつけるようにしましょう。
シンプルなものを持っていない場合は何も付けない方が無難です。

また、その地域の習慣や家族でのルールなどもあると思うので、施主の方に聞いてみると安心ですね。

初盆の服装 子供は何を着ていく?

子供の場合は何を着ていけばよいのでしょうか?
子供も大人と同じでシンプルな服装を選びましょう。

・制服があれば制服(白でも大丈夫です)
・制服がない場合は、色や柄がシンプルなもの
・白か黒の靴下
・黒の靴(スニーカーでも可)

普段着として白いポロシャツやブラウス、黒やネイビーのズボンやスカートを持っているならわざわざ買わなくても良いですね。

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お盆の時期は夏真っ盛りでとても暑いです。

特に子供は涼しい生地の服や、タオルで巻いた保冷剤を用意して熱中症などに注意してあげましょう。

逆にエアコンがよく効いていて寒い場合もあるかもしれません。
そのような時にも対応できるように薄い羽織るものもあるといいですね。

初盆に行くときの持ち物は?

持ち物についても気になるところです。

・数珠
数珠はなくてもマナー違反にはなりませんが、持っていたほうが無難です。

・お仏前
不祝儀袋の表書きに宗派を問わず使える「御供物料」と書きます。
お葬式ではないので薄墨ではなく、黒墨で大丈夫です。
下段にはご主人のフルネームを書き、左横に奥様の名前を書きます。

中袋がある場合には中袋にも表面に金額と裏面に名前を書きましょう。
受け取った側がまとめるときに名前があった方が親切です。

金額は一人5,000円~10,000円が相場のようです。
夫婦だと10,000円~20,000円ですね。

会食などがあると上乗せしたほうが良いので、
こちらも確認して親族と合わせたほうがいいですね。

新札やボロボロのお札は入れないようにしましょう。
準備ができたら袱紗に包んで持って行きます。

・お供え物
ゼリーや水ようかん、おせんべいなどは常温で日持ちがするのでおすすめです。

消耗品として線香やろうそくなどでもよいです。

のしの表書きは「御供」または「御供物」と書いて下段にはフルネームを書きます。

・エプロン(女性)
親戚が集まるので、お茶を出したり準備や片付けなどが大変です。
手伝いができるようにエプロンを用意しておきましょう。

まとめ

初盆のに招かれた際には、上記のようにシンプルな服装を選びましょう。
キラキラしたものやお洒落は避け、シンプルを心がけてダークカラーででまとめると失敗はないかと思います。

また、暑い時期なので暑さ対策と冷房がきいていた場合にも対応できるような服装を考えましょう。

その地域の習慣やルールがありますので、服装や香典については当日恥ずかしい思いをしないためにもご両親や親せきの方に一度確認することをおすすめします。

ギリギリになって焦って準備をするより、少し余裕を持って準備できるといいですね。

お盆(新盆)には、ご先祖様の霊が年に一度家族の元へ帰ってくると言われています。
初盆は故人が四十九日を過ぎて初めてのお盆です。
『盆踊り』があるように、暗い気持ちで迎えるものではありません。
初めて帰ってくる故人を明るい気持ちでお迎えしましょう。

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